木曜まなざしサロン「男の子の育て方」
2021/08/15
サロンの様子
木曜まなざしサロンで、「男の子の育て方について」をテーマに、参加した保護者の方お二人でとても話が盛り上がりました。
一人の方が夏休みということもあり、二人のお子さん
(1年生と3歳)をサロンに連れてきてくれました。
家にいると、とにかくバタバタと二人で落ち着きがなく、お母さんも叱ってしまうことが多い。
お兄ちゃんは、特に体を動かすことが好きで、家の中だとじっとしていられないが、ユーチューブはよく見ている。勉強は面倒くさくてやる気がしない。
弟は、とにかくお兄ちゃんのやることを真似して同じことをやろうとする。下の子なので甘え上手。
お兄ちゃんに相手にされないと、お母さんに、「遊んで遊んで❗️」と言ってべったりくっついて離れない。
お母さんも、ゆっくりしたいのにその暇もなく、二人に振り回されている感じで、疲れてしまい、これで良いのかと悩んでいました。
もう一人のお母さんは、長男と下の女の子(6年生)が10歳離れていて、やはり一人目の長男を育てている時は、何でも思う通りにいかないとイライラしてしまい、ついつい叱ってばかりいたと話してくれました。
とにかく反省の日々!
しまいには、絵を描く時でさえ「お母さん、ここは青でいいの⁉️」と、ひとつひとつ聞いてくるようになってしまい、これではいけない❗️大人になっても指示待ち症候群になってしまう‼️ と思い、悩んだそうです。
いろいろな育児書を読んで見たけれど、それぞれ違う
ことが書いてあり、余計に迷ってしまったこと。
その時の経験が、下の子の子育てに生かされているとおっしゃっていました。
男の子はわりと、女の子より活発でじっとしていないし、探求心丸出しで確認しないとすまないところもあったりします。
もちろん個人差があるので一概には言えませんが、
だいたい男の子の育て方で悩んでいる場合は、そんな
ケースが多いですね。
大学生になった長男を持つお母さんが、先輩ママとして話してくださっていたのは・・・・
何でも、「こうしないと❗️」「こうあるべきなのに❗️」「こうして欲しい❗️」と自分の考えを息子に期待しすぎて、そうでない姿に苛立って、叱ってばかりいた自分に気がついたんです。
それからは、本人のやりたいようにやらせてみよう。 黙って見守ってみよう。と決め、ちょっとでも頑張れた時には褒めるようにしました。
褒められ慣れていない息子に、最初は「ウソくさ‼️」と言われてしまいショックを受けました。
息子を信じて何も言わないでいるのはとても辛かったけれど、小学校・中学校と勉強をしなかった子が、ちゃんと今は大学に行って、自分がやりたい道に向かって
進んでいるのが、とても嬉しい😆・・・・・
と語ってくれました。
今は、自宅を出て遠くにいる息子さんに、なかなか会えないのがとても寂しい😣そうです。
男の子の育て方って、女であるお母さんにしてみればわからないことだらけで、戸惑ってしまいますよね。
男の子でも女の子でも関係なく、とにかく愛情持って接していきましょう。
「愛情はちゃんと注いでいます。」と言われる方もいるかもしれませんが、親の考える良い子と言われる箱の中に入れようと育てることが、果たして子どもにとって
親に愛されていると感じ幸せに生きていると言えるでしょうか?
毎日子どもの為に一生懸命頑張っているお母さんの
想い(愛情玉)が、しっかりと子どもの心の中の愛情袋に入っていくように、そしてその愛情袋が満タンになるようにしてあげましょう。
子ども自身が、「自分は生まれてきて良かったんだ」と感じられ、自分の存在価値を認めていけるように、大人は子どものやってみたい気持ちに寄り添って、うなづいて・褒めて・そっと背中を押してやる。
でも、失敗したり、間違えたりした時には、黙って抱きしめて優しく背中をさすってやる。
そして、他人に迷惑をかけたり、命に危険がおよびそうな時には、その時こそ、しっかりと子どもと向き合って叱れる親になってくださいね。
お母さんが、「今はできないの、ごめんなさい」と
いう時には、子どもになぜ今はできないのか等を、穏やかに話して理解してもらいましょう。
なかなかお子さんがわがままで上手くいかなくても、その都度話して聞かせて根気よく続けていきましょう。
そして、わかってくれた時には、「ありがとう❤助か
るよ❤️」と頭を撫でて褒めてやってください。
きっと、子どもはお母さんの役にたったと嬉しくなります。
また、「後からやってやる」と約束したら、必ず忘れずに約束を守りましょうね。
褒めてもらった成功体験を増やすことと、約束は必ず守ってくれるというお母さんへの信頼感が、子どもも大好きなお母さんの為に、頑張ってみようとします。
「できてもできなくても、大好きだよ💞」という
メッセージをいっぱい伝えていきましょうね。
まなざしサロンでは、カウンセリングとは違い、サロンに参加した方達で、テーマに沿った話を気軽にしながら、お互いの意見を受けとめ、自分だけではないという悩みの共有ができます。
カウンセラーも、進行しながら皆さんの話を聴いて、同調したり、少しだけアドバイスをしたりしながら
お茶会友達と気持ちを通わせる有意義な時間作りをしていきます。
サロンは、前期6回が10月で終わり、11月から後期が始まります。
途中からの参加もOKです。9月から参加したい方は、予約フォームからお申し込みください。
そのまま、後期も継続できますよ。